ネクタイにはさまざまな種類があります。ここではネクタイの種類をご紹介します。
ネクタイのブランド
- DRAKE’S
- FAIRFAX
- Mattabisch
- P.L.Sells
- CRICKET
- FRANCO PRINZIVALLI
DRAKE’S
DRAKE’S(ドレイクス)はアクアスキュータムのデザイナーだったマイケル・ドレイクが創業したブランドです。
FAIRFAX
FAIRFAX(フェアファックス)はネクタイとシャツを中心とした国産ブランドです。
Mattabisch
Mattabisch(マタビシ)はイタリアのネクタイブランドです。創業者のサルヴァトーレ・パオーネは、Kitonのオーナーであるチロ・パオーネの弟です。
P.L.Sells
P.L.Sells(ピーエルセルズ)は英国のネクタイブランドです。アトキンソンの傘下にあります。
CRICKET
CRICKET(クリケット)はネクタイを中心とした国産ブランドです。FAIRFAX(フェアファックス)より価格は安めです。
FRANCO PRINZIVALLI
FRANCO PRINZIVALLI(フランコ・プリンツィバァリー)は三陽商会のブランドで、紳士服全般を取り扱っています。
ネクタイの形状
- ダービータイ
- ニットタイ
- ボウタイ
- アスコットタイ
- ループタイ
ダービータイ
ダービータイは、先端が三角形になっている吊り下げ式で、現在最も普及しているネクタイです。
ニットタイ
ニットタイは、織物ではなく編んで作られたネクタイです。先端が三角形になっていることはほとんど無く、スクエアエンドという先端が水平に切られた形が一般的です。カジュアルなネクタイで、あまりビジネス向けとは言えません。アイビールックでは黒のニットタイがアイテムとしてよく使われます。写真はP.L.Sells(ピーエルセルズ)のニットタイです。
ボウタイ
ボウタイ(蝶ネクタイ)は、水平に蝶結びするネクタイです。イブニングコート(燕尾服)やディナージャケット(タキシード)といった夜の礼装用のネクタイですが、カジュアル用途でもよく使われます。
アスコットタイ
アスコットタイは、スカーフのような幅広のネクタイです。モーニングコートやディレクターズスーツといった昼の礼装用のネクタイです。吊り下げる方法の他に、シャツの首元にたくし込む(シャツの中に入れる)着こなしもあります。
ループタイ
ループタイは、紐を装飾的な留め金で留めるネクタイです。
ネクタイの素材
- シルク
- ウール
- リネン
シルク
シルク(絹)はネクタイの素材として最もポピュラーな存在です。光沢のあるシルクはドレッシーでビジネス向けのネクタイに相応しい素材です。
ウール
ウール(羊毛)は暖かい印象で、秋冬向けの素材です。フランネルやツイードなどの紡毛素材と相性が良い感じがします。写真はMattabisch(マタビシ)のウールタイです。
リネン
リネン(亜麻)は涼しげな印象で、夏向けの素材です。カジュアルな印象がある素材ですが、ネクタイであればあまり皺もできないので、ビジネスにも使えると思います。写真はFRANCO PRINZIVALLI(フランコ・プリンツィバァリー)のリネンタイです。
ネクタイの柄
- 無地
- レジメンタル
- レップ
- 小紋
- ペイズリー
- クレスト
- ロイヤルクレスト
無地
無地はスーツに合わせやすいのが特徴です。とくに紺無地のネクタイは万能的なので1本持っておくと便利でしょう。
レジメンタル
レジメンタルは右上がりの斜め模様の柄です。元々は英国で軍隊やクラブなどの所属を表す柄でした。
レップはレジメンタルの逆で、右下がりの斜め模様の柄です。レジメンタルは特定の団体などの所属を表す柄だったので、Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)が考案しました。
小紋
小紋は小さな紋が均等的に配置された柄です。元々は盾型の紋章でしたが、現在はいろいろな紋が使われています。地味すぎず派手すぎず、さりげなく個性を出すことができます。
ペイズリー
ペイズリーは草花をモチーフとした柄で、かなり派手な印象です。
クレスト
クレストは大型の盾の紋章を均等に配置した柄です。
ロイヤルクレスト
ロイヤルクレストはクレストとレジメンタル(又はレップ)を組み合わせた柄です。写真はロイヤルクレストの例です。これはさくら学院の父兄であることを表す柄です。
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