VAN JACKET(ヴァンヂャケット)は、1960年代にアイビーファッションで一世を風靡したブランドです。一時は倒産してしまいましたが、その後再建されています。当時のアイビーそのままの商品が多いのが特徴です。直営店がいくつかあるほか、公式サイトでオンラインショッピングもできます。
石津謙介
ファッションデザイナーの石津謙介氏がレナウンを退職して、VAN JACKET(ヴァンヂャケット)を創業しました。ファンションといえば女性向けか子供服ばかりだった時代に「アイビールック」を生み出して、男性向けファッションを確立しました。
石津謙介氏は「トレーナー」や「スウィングトップ」など、さまざまな和製ファション用語も作り出したことでも知られています。また、国鉄、警視庁、日本航空のユニフォームもデザインしています。
ボタンダウンシャツ
VAN JACKETのボタンダウンシャツは、後衿のボタンやボックスプリーツのループなど、昔のボタンダウンシャツの特徴を今も残すアイビーのシャツです。現在のボタンダウンシャツは、これらの特徴はほとんど省略されています。
細くも太くもなく、標準的なフィット感です。
ジャケット
アイビーのブレザーといえば、THE BEATLESが着ていたような3ボタンの上2つがけのイメージもありますが、現在のVAN JACKETのジャケットは段返り3つボタン(中1つがけ)の無難なデザインが多いです。
パンツ
腰の後ろ中央に尾錠が付いているのがアイビーのパンツの特徴です。尾錠が付いているチノパンは現在では珍しくなっていますが、VAN JACKET(ヴァンヂャケット)のパンツはこの特徴が残っています。
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